混浴OKに−−兵庫県条例改正

以前、このブログでも紹介したと思いますが、6歳以上の男女混浴を禁じていた条例がやっと改正される運びになった。

前の日記は以下↓
http://d.hatena.ne.jp/bathhouse/20061010


少し長いですが、讀賣新聞に掲載された記事を全文引用させていただきます。


「家族風呂まで禁止 兵庫県条例やっと改正 混浴OKに 夫婦同士・10歳未満の子なら・・・論争終結
兵庫県は20日、公衆浴場での6歳以上の男女混浴を禁じる県条例を改め、家族風呂などでの夫婦同士や、10歳未満の子どもとの入浴を認めることを決めた。
 同条例を巡っては昨夏、県が家族風呂を有する温泉施設に改善指導したところ、施設側が「家族だんらんを認めないのか」と反発、約1年間にわたる論争が続いていた。
 条例は1964年の施行。家族の介助と水着着用の場合を除き、家族風呂を含めた6歳以上の混浴を禁止している。
 条例に基づき、県が昨年8月、家族風呂を有する三木、豊岡両市の3施設に改善指導したところ、施設側は「ニーズは高く、問題ない」と反発。このため県は同年11月、検討委員会を立ち上げ、混浴の是非を議論してきた。
 検討委は今年8月、「夫婦とカップルの見分けがつかない」として、「10歳未満の子連れ夫婦」に限って混浴を認めようとしたが、県民から「子どものいない夫婦はだめなのか」という意見が約40件寄せられ、検討委で再考していた。
 県生活衛生課は今後、夫婦とカップルを区別するため、運転免許証の提示などを求めるよう指導する方針で、「風紀の乱れを防ぐ措置。理解してほしい」としており、年内に条例改正し、来年4月の施行を目指す。
(2007年9月21日 読売新聞)


「夫婦なら混浴OK、兵庫県が条例改正へ…カップルは?」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070920i516.htm


気になるのは、なぜ昨年の夏、このような問題(条例と実際に起きていることのコンフリクト)が起こったかということ。