燃料難【読売新聞】

書きたいことがたくさんあるのですが、更新が滞ってます。すみません。
おそらくこれが今年最後の更新になるかと思います。
久々に新聞ネタです。
2007年12月27日読売新聞朝刊より、引用させていただきます。



薪足りない 廃材入手難しく上京の銭湯苦境


裸電球に照らし出されたかま場で、オレンジ色の炎が吹き出すかまどに薪(まき)が次々とくべられる――。「京極湯」(上京区土屋町通一条下る)は、現在も薪で湯を沸かす数少ない銭湯だ。薪に使うのは、廃材。この原材料の入手が難しくなったという。代替に使う再生重油も昨今の原油高で値が上がり、今、苦境にある。

 終戦直後の1946年の開業。かま場では、2代目主人の高村諄一さん(62)が汗をぬぐいながら、黙々とかまどの火を起こす=写真。最も原始的な火力で沸かした湯は、熱く、それでいて柔らかで、客の体を芯からぬくめていく。

 廃材は建築業者から譲り受けていたが、行政による産廃の管理が厳しくなる中、手に入りにくくなった。といって、価格高の重油は、コストに合わない。高村さんは「営業時間の短縮も考えたが、お客さんを思うと踏み切れない。今はどうしようもない」とため息をつく。

 高村さんは廃材の供給先を探しているという。連絡先は京極湯(075・431・2006)。

(2007年12月27日 読売新聞)



詳しくはこちら↓
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20071227-OYT8T00040.htm