梅雨明け【梅雨に行った正面湯】

関西地方もやっと梅雨明けした。
去年よりも11日遅かった。


なぜなのかよくわからないのだが、私は雨が降る前や雨が降っている時にひどい頭痛がする。ズキンズキンしたり、血管がキュ〜っとする感じがする。友人が知っている東洋医学の先生は、「頭痛の時は、耳がはれているから耳を揉め」と言うらしい。(実際にこれは結構効く。頭が痛いときに耳を揉むと耳が痛くてジンジンする。)


雨がふるとお風呂屋さんに行くのも億劫になるのではないか。
(以前、階下に住んでいた友人は違ったが。ただその子は、風呂屋へ行った次の日は、必ずと言っていいほど風邪をひいていた。)


今月、夜行バスに乗る機会があり、体をほぐさずバスに乗ったら絶対腰が痛くなると思った私。
そこでバスに乗る前に、風呂でも入って体をほぐしていこうと思い、京都駅近く(七条京阪あたり)の「正面湯」へ。


ここは脱衣所・洗い場・浴槽などが1階から3階に分かれている。その間をエレベーターで移動する。階段もあるのだけれど、それで移動する人はいなかった。幅が狭く長い階段なので、たくさんの人が同時に移動するのは危険なのかも。
1階が脱衣所で、2階が洗い場と浴槽、3階が露天風呂とその他のお風呂(薬湯、滝湯みたいなの)となっている。
ここのエレベーターは防音性に優れているのか、脱衣所で1人で着替えている時に、音もなくおばあさんが現れたのにはびっくりした。

私は10時頃入浴していたのだが、なぜかめちゃめちゃ空いていてガッラガラだった。お客さんは私の他に3人くらい。そのせいもあるのか、2階の白い壁が、少し閑散とした感じが・・・。


もしかしたら、お風呂屋さん、銭湯はある種の賑わいがあるところ、という固定観念が私にはあるのかもしれない。時間帯にもよるのだろうが、これまで行った銭湯はほとんど賑わっていたし。

空いていてよかったのは、3階の露天風呂がまさにひとりじめできたこと。露天風呂のまわりは壁で覆われていて、外から見える心配はなく、割合広く空間をとっているので、壁の圧迫感もない。見上げれば曇った夜空が。

正面湯は脱衣所も洗い場も広いスペースをとっていて、なかなかよかった。
ただ近所にもう1軒古めかしい銭湯があり、そちらも気になるところ。
七条京阪は、京都国立博物館三十三間堂、知る人ぞ知る(ウソ)智積院もあります。
観光の締めくくりに一風呂いかがでしょうか?

・・・なんて勧誘もしてみたり。